海のトリトン

BSで「海のトリトン」がやっていた。

海のトリトン?どっかで聞いた気もするけど。
まあ昔の、子ども向けアニメみたいだから、
気晴らしに見てみるか、と思って見てみた。

…子ども向けアニメか…?

私の見た回が悪かったのか?

トリトンは人魚の女の子と何者かに追われている途中で。
昔に絶滅したはずの恐竜と遭遇。
その恐竜はずーっとずーっと眠り続けていた。
起きてみると仲間はすでに居ない世界。
寂しくて寂しくて仲間を探しては泣くばかり。

トリトンと良い友達になれそうだった。
トリトンは再びホラ貝の音で恐竜を呼び出してみる。
恐竜はしっかりその音を聞いていて、
自分を呼ぶ声だって思って嬉しくて、必死で海上を目指していた。
その最中にトリトンを追う敵に八つ当たり的に切られて死んじゃった。

その敵もトリトンを追ってる途中でなぜだかタイムリミットだとかで
処刑されちゃってトリトンのとこへは行けず。

恐竜が死んじゃったこと知らないトリトンは
ずっとずっとホラ貝を吹き鳴らす。
でも恐竜は暗い海底で永遠の眠りについている。

おわり。


えええええええ!?

私は恐竜が不憫でならない。
恐竜の無垢さが悲しい。

トリトンがホラ貝を吹かなければ殺されなかったかもしれない。
死因をトリトンが知ったら、トリトンは自責の念にかられたりするかもしれない。

恐竜は生き残っても今の環境には適応できなくて
結局死んじゃうかもしれない。
でもでも、それでも、死に際はあんなヒドイもんでなく、
種は違っても仲間だとかのそばで看取られて欲しかった。

現在のアニメだったら、死ぬにしてもそういう展開だろうし。
恐竜は生き返ったりするのかもしれないんだけど。

気晴らしになるどころか、ずーんと暗い気分になってしまいました。
短いアニメ(25分くらい?)なのにすごい重い。
絵柄はところどころ劇画調。

原作者:手塚治虫

てエンディングで見て、「あーなるほど」と納得。
彼の作品を全部読んだわけではないけど、
ずーんと重い話が多い印象があります。
昔、彼のブラック・ジャックのシャチの話で号泣。
何が悲しいのか。
何が正しくて正しくないのか、
いつも問われているような。

ややこしや~な気分になります。

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