読後感幸せBL「鬼と天国」

BLばかり読んでいるわけでは無いですが(数えたら300冊以上あったりした。こわい。電子書籍バンザイ)読んで良かったものはアウトプットしておきます。
私はハッピーエンド推しなので、バッドエンドはあまり紹介しないかも。

「鬼と天国」は最初、巻だったので、キリがいいと思って買いまして。
 
 
最初は「え?不穏?」と思ってドキドキしました。
ダークモード行きそうでいかない、絶妙な匙加減が秀逸!!!

もちろん絵がうまいってのは間違いが無く、心理描写やセリフの無い何気ないシーンがとても雰囲気良いです。上手です。

くたびれてる方の方(青鬼さん)は、厳格な田舎の家で情緒不安定なお母様に育てられ、多少歪になってますけど、基本、ゆるっとした性格。
白衣の方(天獄さん)は、モテまくり人生だけど、くたびれてる方よりも、かなり破綻している感じ。

どちらもちゃんと社会人できてますけど、愛し愛されるという面では不遇な日々。

こちらも正反対で無いものを補い合うような感じの組み合わせですね。
結局こういう形が一番自然なんだろなぁと思います。

似たもの同士という組み合わせって探すの難しい気がしてきたね。

で、この「鬼と天国」は、最初こそ不穏ムードなんですけど、最終的にはハッピーエンドだったから!!!

きれいに終わってたんですけど、最近「鬼と天国 再」が出まして。


この画面からも滲み出る幸せ感、わかります?
読後、ニヨニヨしてしまいますよ、きっと。

読後幸せで何度も読み返したわー。
アマゾンのレビュー見ても、同じような人たくさんいて微笑ましかったです。

青鬼さんのお母さんも第二の人生歩み始めたみたいだし、同時に青鬼さんも過去のトラウマから解放されつつある。天獄さんの存在のおかげでもある。

あーよかったよかった、と思ったら、さらに続くみたい。
えええええ。

上下巻で終わっても、再、の方で終わっても、充分きれいな終わり方なんだけど、続いて大丈夫なんだろうか。どこまで進めるのだろうか、と、思わないでもないけど、ずっと幸せでありますように、と願っております。